映画『コララインとボタンの魔女』2009年ヘンリー・セリック監督作品(アメリカ) 吹替版@Amazonプライムビデオ
『コララインとボタンの魔女』吹き替え版を観た。
Amazonプライムで、自宅にて娘と。
予備知識なしで観て、かなり怖くて驚いた。
全編通して、八割方怖い。ずっと不穏。
小学校低学年の娘と観ているため、娘の感じ方を気にしながらなので、私も余計に怖く感じているとは思うが。
子ども向けにしちゃずいぶん怖いんでねえか。
家で観るとどうしても家事をしてしまい、今回も見逃したシーンがあるので(作った方々ごめんなさい‼)ちゃんと感想を言えようもないのだが。。
子育てする身としては、ボタンの魔女の所業は親の歪んだ愛情の暗喩として受けとった。
最後の断末魔の叫びは、背を向けて巣立っていく子どもにすがる親の醜い叫びのように聞こえて、
私の中にも感じる、子どもに投影する自己愛の芽を思って苦しかった。
たまたまさっきTwitterで流れてきた、ある母親の、育児で大事にしていることは「自分の価値観で子どもを導かない」である、というツイートを読んでますます自戒した。
子が、自分を信じて生きられる人間になりますように。
それにしても、あとで吹き替え声優を調べてびっくりしたよ!