2020冬のドラマ最終回を終えて。『恋はつづくよどこまでも』
『恋はつづくよどこまでも』TBS・火曜夜10時放送・全10話 主演:上白石萌音・佐藤健 原作:円城寺マキ「恋はつづくよどこまでも」コミックス全7巻(小学館 プチコミックフラワーコミックスα刊) 脚本:金子ありさ 音楽:河野伸 主題歌:Official髭男dism「I LOVE:」(ポニーキャニオン) 演出:田中健太、福田亮介、金子文紀 チーフプロデューサー:磯山晶 編成・プロデューサー:宮﨑真佐子 プロデューサー:松本明子 製作:TBSスパークル、TBS
第1話を観て、これは少女マンガすぎて入り込めない、と思って一旦脱落したので、中間地点の時は連続して観ていない状態でした。
多分8話くらいまで放送が終わった時点で、あれ、あのド冷酷だったテンドウ先生とナース、付き合ってんな、ってCMかなんか観て気付いて、どういう風に「付き合おう」という合意がなされたのか観たい、と思ったんですね。完全に野次馬根性。
録画は続けていたので遡ってみて、この辺かな?この辺かな?って観るけど、あれ?もう付き合ってる。もう付き合ってる。ってなって、結構早い段階で付き合ってんじゃん!ってなりました(笑)。確か第4話くらいでもうそんな展開に。だから第2、3話は私観てません。すみません。
第4話くらいからダーっとまくって観まして、途中から小学校低学年の娘も参戦、二人でニヤニヤしながら観ることになりました。娘が楽しんでるようだったので、ツッコミは心の中で入れることにし、静かに、照れながら観てました。キスしすぎだっ。
ドラマの展開はなんの裏切りもない、いつかどこかで観た、読めすぎるストーリー。それを振り切って恥ずかしげもなくやったのが受け入れられたのでしょうか。ドラマ鑑賞経験があまりない若い人たちからしたら、別にベタではないのかな。
紛れもなく主演の二人の良さがドラマを引っ張ったのだろうと思う。上白石萌音さんは視聴者を味方にできる、ひたむきさを表現できていた。それが俳優の演技へのひたむきさなのか、キャラクターのひたむきさを演じることが上手だったのか、その両方なのかはわからないが、彼女自身があのように善良で純真な性格に見えるくらい上手だったのは間違いない。制作発表か何かで上白石萌音がしゃべっている映像を見たら、サクラナナセの時とは顔・表情が違い、やはりサクラナナセは演技で構成された人格なのだと思うと「末恐ろしい子…!」と言いたくなる。このドラマではない写真を観ると、表情やメイクの違いなのか、サクラナナセの時より美人だ(笑)
テンドウ先生はちょっとやりすぎ感があり、恥ずかしくて目を伏せたくなることもままあったが、あれは脚本や演出がねらってやらせたんだろうね。。佐藤健はあんな恥ずかしいことよく頑張った、と言ってあげないといけないのかもしれない。
佐藤健はとにかくお肌と横顔がきれいですね。昔は細すぎたし目の下のくまなのかシワなのかが気になったが、今の方が安定した美しさがある。ネットのコメントで佐藤健がいいと思うなら『天皇の料理番』を観よ!という声が多数あったので観たい。けども今のところ無料じゃないんだよなあ、、Amazonプライムビデオで無料で観られるようになりますように。
キャラが立ちすぎない佐藤健も観てみたいな。
あと、とにかく主題歌がドラマ主題歌として珠玉だった。入り方も自然だし、ドラマを盛り上げたし、とにかくキャッチー。(キャッチー過ぎてずっと歌っちゃって大変だった)ヒゲダンてすごいよな。
上白石萌音の次回作にも期待。いつか朝ドラヒロインもやりそう。