映画『マイビューティフルデイズ』@シネマカリテ
『マイビューティフルデイズ』シネマカリテにて鑑賞。
ストーリーがシンプルで、登場人物も少なく、
温かみある光と、ゆったりとした音楽が流れて、映画にやさしい人柄のようなものを感じた。
ティモシー・シャラメが『君の名前で僕を呼んで』以来気になっていて、『ビューティフル・ボーイ』を観に行けなくて残念だったのと
ラジオで山田玲奈さんがおすすめしてくれて観たくなり。是枝監督の『真実』とどっち観るか迷ったけど、真実はアマゾンプライムでいつか観られるかな?なんて思いまして。
2016年製作なので『君の名前で僕を呼んで』より前の作品だけど
ティモシー・シャラメ、よかった。
人の心を惹きつけるものを持ってるよな〜。
本作では、髪型なんて縦にボサあっとなってていけてないが、眼差しやら横顔やらで確実に心を捉えてくる。
骨太の美青年と言いましょうか。安心できる演技力を持っている。声もなかなか野太い、そこが線の細さを感じさせず、良い。
主演のミス・スティーブンス=レイチェル役、リリー・レーブも
何をしていても心の底に悲しみをたたえている雰囲気を感じさせ、よかった。
初めて観た女優さん。イーサン・ホークっぽい白うさぎ感がある。
自分で自分が嫌になったのは、一番重要なシーンで集中が途切れ
レイチェルがなぜ母親の死に関して辛さを抱えているのか、セリフ聞き逃したっぽくて、ちゃんと理解ができなかった。。多分こうだろうっていうのはあるんだけど。
映画鑑賞中なのに昼ごはん何食べるか考えてしまった。バカ〜!
さて、
映画のあとで見ると、
予告編や広告にあるコピーは、ちょっと内容と齟齬がある気がするな〜
予告編の編集の仕方も、本当の筋をねじ曲げてるというか。。
観に行きたくさせるために、まあまあこういうことってあるんですかね。
ちょっと、残念に思います。。
いい余韻の残る映画でした。